楽天カードを作るとき(申し込むとき)に必要なものを理解して、カード作りがスムーズに進むよう準備しておきましょう。
定番の「楽天カード」を例に、インターネットで申し込む際に何が必要になるかをご紹介します。
楽天カード申し込み時に必要なもの
画像元:楽天カード
楽天カードの申し込み受付はインターネットの公式サイトからのみ可能です。
お店や郵送では申し込めないのでご注意ください。
楽天カードを作るには、まず「楽天会員登録」が必須です。
まだ楽天会員でない場合は、楽天カード申し込み時に「楽天会員でない方」から申し込めば、楽天カード申し込みの際に楽天会員登録のステップも出てきますので、そちらで会員登録を済ませましょう。
楽天会員登録(楽天ID)についての詳細は以下の記事をご覧ください。

さて、楽天カードを作るときに必要なものは、実際の「モノ」というよりも「情報」です。
楽天カードを作るときに必要な情報
具体的には以下の情報が求められます。
結構数はありますが、選択式が多いので、時間はそれほどかかりません。
選択するもの(必須項目)
- ブランド(Master、VISA、JCB、AMEXから選択)
- カード種類(楽天カードか楽天PINKカードかを選択。絵柄も選ぶ)
- 性別
- 楽天カード・楽天ポイントカードからのお知らせ受取可否
- 家族に関する情報(結婚している、子供はいるか、家族と同居しているか)
- 世帯人数
- 居住の状況(持ち家かどうか等)
- 居住年数
- 住宅ローンまたは家賃支払いの有無
- 勤め先・学校について(勤めている、学生、年金受給者、勤めていない、から選択)
- 預貯金額
- 請求書送付先(自宅か勤務先か)
- カードの利用目的(買い物か借り入れか)
- 自動リボサービス申し込み有無
- 他社からの借入金額(銀行からの借り入れ、住宅ローンは除く)
- 家族カード申し込みの有無
- ETCカード申し込みの有無
- Edy機能をつけるか否か
選択するもので注意が必要なものをいくつかご説明しましょう。
ブランド
ブランドはクレジットカードの国際ブランドの選択ですが、特にこだわりや制限がなければ、VISAかMasterを選んでおけば問題ありません。
人生で初めてクレジットカードを作る場合や、VISAにするかMasterにするかでどうしても迷う場合は、最大手の国際ブランドVISAを選ぶとよいでしょう。
選んだ国際ブランドは楽天カードを作った後で変更はできないので注意してください。
預貯金額
預貯金額は、預貯金額そのものではなくて、預貯金額のうち1年間でクレジットの支払いに充てることができる金額を選択します。
自動リボサービス申し込み有無
「自動リボサービス申し込み有無」は、通常は「翌月1回払い」のクレジットカード利用分が自動的に「リボ払い」になる支払い方法(分割払い・ボーナス払いは対象外)を利用するかどうかを選択します。
「リボ(リボルビング)払い」とは、クレジットカードの利用回数や利用金額に関係なく、毎月一定の金額(例.毎月5,000円など)と手数料(※)をクレジットカード会社に支払う方法です。
※割賦販売法における「包括信用購入あっせんの手数料」のこと。
翌月1回払いと比べると、リボ払いなら月々の支払い額は比較的少額に抑えることができますが、毎月の支払いには手数料がかかります。
クレジットカードの利用額をカード会社へどのように支払うかは、カードの利用者ご自身のライフスタイルや好みにもよります。
あなたのカードの使い方やライフスタイルに合うかどうか等を考えたうえで、「自動リボサービス」利用を申し込むかどうかを判断するのがよいでしょう。
ちなみに「自動リボサービス」の有無については、楽天カード申し込み後も設定の登録や解除が可能です。
Edy機能をつけるか否か
「Edy機能をつけるか否か」は、楽天カードに楽天Edy電子マネー機能をつけるかどうかを選びます。
楽天Edy電子マネー機能とは、お金をカードにチャージ(前払い。プリペイド)しておいて、楽天Edyが使えるお店での買い物の際に専用の端末にチャージしたカードをタッチすることで支払いを済ませる機能です。
同じ機能を持つ鉄道系ICカードのSuicaやPASMOなどと同じイメージで考えていただくのがよいでしょう。
また、楽天Edyでは支払い利用するごとに楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天Edy電子マネー機能もご自身のライフスタイルやお好みに応じて機能をつけるかどうかを決めればよいでしょう。
入力が必要なもの(必須項目)
- 暗証番号(数字4ケタ)
- お名前(漢字・ふりがな・ローマ字)
- 生年月日(申し込みは18歳以上)
- 電話番号(自宅・携帯)
- メールアドレス
- 住所
- 引き落とし金融機関情報(口座情報)
- 勤務先情報
入力が必要なものでの注意としては、「暗証番号」は同じ数字だけのもの(例.0000や9999)は指定できません。
また、「暗証番号」には生年月日や電話番号など他者から推測される恐れのある番号は設定しないように注意しましょう。
それから「引き落とし金融機関情報(口座情報)」では、クレジットカード利用金額の引き落としをする銀行などの金融機関の口座情報を入力します。
参照できるように引き落としをする金融機関のキャッシュカードなどをお手元に準備しておくとよいでしょう。
こうした楽天カード申し込みの際に必要な情報の選択や入力は、くれぐれも間違いがないよう、そして事実を正直に回答するようにしましょう。
申し込みの内容が事実と異なる場合はカードの審査に影響することがあります。
申し込み後に必要なもの
今度は、楽天カードの申し込み受付を済ませた後に必要なものです。
楽天カードの申し込み後、審査に通過すればカードが発行されて、自宅までの発送されます。
楽天カードは、佐川急便(受取人確認サポート)か日本郵便(本人限定受取郵便または簡易書留)のいずれかの配送会社で配送されます。
送られてきたカードの受け取りの際には「本人確認資料」を提示する必要があります。
本人確認資料は主に以下のようなものです。
- パスポート(日本政府発行のもの)
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 外国人登録証明書
- 運転免許証(もしくは運転経歴証明書)
- 健康保険証
- 年金手帳
これらはいずれも重要な証書ですので、お手元に見当たらないということはないと思いますが、カードが届いた際に提示を求められたらスムーズに見せられるように準備しておきましょう。
楽天カードは公式サイトでの申し込みから早くて3日、平均で1週間程度と比較的早くカードが届きます。楽天カードがお手元に届く時間が気になる方は以下の記事もご覧ください。

事前の準備でラクラク申し込み!
楽天カードを作るときに必要になるものをご説明しました。
楽天カードの公式サイトで申し込みをする際に、引き落とし口座のキャッシュカードなど参照する必要があるものは事前に準備しておきましょう。
また、設定する暗証番号もどのような番号にするかは入力時にその場で考えるのではなく、事前に他から類推されにくい暗証番号の候補を考えておいた方が申し込みが楽に進むでしょう。
楽天カードのお申込みや詳細は以下の公式サイトをご確認ください。